入社して、まもなく２年になるKです。
私は、食品添加物や抗生剤などを避けて生活している「健康オタク」です。子どもにアトピーの症状やアレルギーが出たことがきっかけで、いろいろと勉強しました。実際に某ハンバーガーショップのポテトを買ってきてどのくらいで腐るか実験をしたり、添加物の粉だけで人工イクラやレモンジュース、とんこつラーメンの汁を作ったりもしました。
現在使われている指定添加物は今の時点でとりあえず安全と確認されたものですが、山のように種類があり、組み合わせや継続的な摂取については安全性が確認されていないというのが実情です。
そこで、不安なものは極力取らないことに決め、無農薬か低農薬の野菜、遺伝子組み換えでなく、かつ添加物が加えられていない飼料で育ち、抗生物質を使っていない肉を取り寄せています。加工品についても、できるだけ添加物が使われていないシンプルなものを選択するようにしています。昔からの石鹸を使用し、石油系の合成界面活性剤を使った洗剤や化粧品などは極力使用しないことにしています。

そんな生活を10年くらい続けています。

本当は若い時分に知識を得て食事などに気をつけていたら、子どもにつらい思いをさせないですんだかもしれません。気をつけていても出たかもしれませんが、知らないことは怖いことだなと思わずにいられません。

「そんな事を言ったら、何も食べられないのでは？」ともよく言われますが、外食もしますし、時々はカップラーメンも食べます。
オール・オア・ナッシングではなく、出来るところで少しでも気をつけていれば、知らないうちに摂取してしまう添加物や抗生物質、農薬などの量を多少なりとも減らすことができればいいかくらいに思っています。

しかし、これだけ気をつけていると、買い物はどうしても限られたところから取り寄せになってしまい、スーパーやコンビニエンス・ストアで買うものは、カップラーメンやポテトチップスなどジャンキーなものとゴールドの魅力的な飲み物だけになってしまいます。レジの人からは、怠惰な主婦と思われているに違いありません。