2016.05.13
弥生美術館に行ってきました
工務のHです。
先日、弥生美術館に行ってきました。
この美術館は文京区の東京大学(弥生キャンパス)を前にした緑に囲まれた閑静な場所にあり、竹久夢二美術館が併設されていて両方を観覧することができます。
今回開催されているのは『谷崎潤一郎文学の着物を見る~アンティーク着物と挿絵の響宴~』着物好きにはたまらない企画でとても楽しみにしていました。
気温が高かった事もあり、アンティークの単(ひとえ)に軽めの帯を締めた着物姿の方が多く、美術館へ向かう道をゆるゆると歩いている光景は、映画のワンシーンのようでした。
またこの日は学芸員の方の解説を聞く事もでき、現代人が戦前の文学になじめなくなっている理由のひとつは着物を表現する言葉がわかりにくい事をあげていました。
展覧会では小説のモデルになった方の写真を元にして忠実に着物を再現していて、
色や柄、最近では見ることのなくなった着物生地の紹介など、イメージの中でしかなかったものが実際に目にすることができ、より作品の良さが伝わりました。
館内は撮影禁止なので着物をお見せすることが出来なくて残念です。なので家にあったアンティークの着物を引っ張りだしてみました。
なかなか着物を着る機会はありませんが、これを着てちょっと街に出てみたくなりました。
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Auther
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